「OK」の使い方

僕の生徒である子どもたちは、どんな質問に対してもとにかく「オッケー」と返事をする場合が多いです。日本中使われている英単語の中で、このOkほど馴染み深くて、毎日のように耳にする単語も他にはないのでは?と思いますが、本日はその使い方をちょっと考えてみましょう。

例えば、いろんな色の飴をいくつか手に持ったまま、子どもに一個を選ばせるとき、「Which one would you like? 」と聞きます。子どもは赤色の飴を選びます。そこで確認として、「The red one?」と言うと、ほとんどが「OK」って返しますが、果たしてこれってありなのかの話でございます。もう一つの例なのですが、「Do you like pizza?」と聞くときもそうです、返事として「OK.」で自然でしょうか?

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「OK」には色んな意味があります。

1.いいよ。(例:Let’s go shopping! OK.)

2.わかった。(例:Don’t do it again. OK.)

3.結構です。(例:Do you want some cake? No, I’m OK.)

4.まあまあです。(例: How was the movie last night? It was OK.)

5.(気分や体の調子が)大丈夫です。(例: Are you OK? I’m OK.)

つまり、「赤色の飴であってる?」と聞かれたら、返事として1番の意味「いいよ」を選んでしまうと、ネイティブの耳には2番の「わかった」に聞こえるとのことです。「The red one? 赤色の飴であってる?」って聞かれたら、「OK」ではなく「Yes」または「Yeah」と答えた方が適切です(Yesも現地だとそんなに言わない気がします、だいたいYeah、Yepですね)。「あなたはピザが好きですか?」と聞かれても、「Yeah」か「I do」の方が自然でしょう。

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