本日は僕が所有している10台のギターのうち、最近弾く頻度が一番高いフェンダージャズマスター 、2021年式 HYBRID II JAZZMASTERを紹介させて頂きたいと思います。
先ずはやっぱりスペックから。
- シリーズ:Made in Japan Hybrid Ⅱ
- 生産国:日本
- モデル:ジャズマスター
- カラー:フラミンゴピンク
- ペグ:ビンテージスタイル ロック式
- ナット材:人工骨
- ナット幅:42mm
- フレット:22
- ネック材:メイプル
- ネックシェイプ:Modern C
- ネックフィニッシュ:グロスウレタン加工(表)サテンウレタン加工(裏)
- 指板:メイプル
- 指板半径:241mm
- スケール:648mm
- ボディ材:アルダー
- ピックアップ:Hybrid Ⅱ Custom Voiced Single Coil Jazzmaster
- コントロール:1.ボリューム 2.トーン
- スイッチ:1.フロント 2.フロント+リア 3.リア
- ブリッジ:6サドル ビンテージスタイル、フローティングトレモロ テールピース
- ピックガード:3Ply Eggshell
- 工場出荷時弦:ニッケルメッキ.009-.042
- 付属品:ギグバッグ
価格:10万~20万円
元々僕はそんなにフェンダー製は求めていなかったのです。その見た目的に自分が目指しているメタルとは遠いし、周りのみんながフェンダーばっかりだったので(特にストラトキャスター)、僕はいつもの自分のやり方通り、みんなとは違うメーカーやモデルが良かったです。そしてある日、SlipknotのJim Rootさんがあれだけの殺人的で残忍なトーンを、フェンダージャズマスターで出している動画を観てからは、初めて(他のギターリストたちよりは相当遅く)フェンダーに興味が湧いてきたわけなのです。まあ、もちろんギターの見た目に従って音楽のジャンルが必ず決まっているとかは、あくまでも個々のこだわりだと言えますが、間違いなく「メタルならJacksonかBC Rich、ハードロックはとにかくGibson Les Paul」など、ギタリストの間ではこういった先入見も多いのではないかと思います。
このHybrid Ⅱって、ピックアップが僕には初耳だったHybrid II Custom Voiced Single Coil というものでして、柔らかで温和なクリーントーンは無論、シングルコイルとしてはかなりパワフルな歪みも可能です。唸ります。確かにシングルコイルである分、Pantera類の極めた歪みまでは物足りないとしても、90年代を代表する、いわゆるグランジ/オルタナティブ系のサウンドの再現は全然無難にいけます。
フェンダーTraditional 60s Jazzmaster®, White(アマゾンへのリンク)
いかがでしょうか。あっ 色なのですが、そうですね 今回選んだのは20代だった頃の僕だったら絶対に、絶対に買うわけのないピンクなんですよ。しかもフラミンゴピンク。従来のピンクよりもっと薄いピンクです、ベビーピンクとも言いますよね。まあ、もう僕も年を取ったのか、こんなメルヘンな色も全く違和感を感じません。御茶ノ水を回っていたら、水色も、白もあった気がします。
尚、ネックは弾きやすい楕円形をしたModern Cシェイプと呼ばれるもので、厚さが薄いということで長時間演奏をしていても手首が疲れないらしいです。個人的に手首の疲労感はそこまで気にしませんが、間違いなく他のギターを握ったときとは違う感はあります。
フレットの表面もグロス加工がされていて、チョーキング、スライドを含め、速弾きのときでもすべすべ気持ちいいです。リズムもリードもどっちも無難で、かなりオールマイティーなギターだと言えるでしょう。今のところ唯一の不満は、アームが最後まで入れ込まれない気がする点です。自分の演奏に酔って、メチャクチャ夢中になっているときに、段々アームが緩くなって、いきなり下にドン!!って落ちたりします(こりゃ僕がちゃんとアームを最後まできつく差してないからか、自分があまりにも体を演奏中動いている可能性もありますから)。
以上、フェンダージャズマスター 2021 HYBRID II JAZZMASTER MN Flamingo Pinkでした。